C型肝炎は恐ろしい病気なの？

「C型肝炎」。よく知らなくても、その名称から、「なんとなく恐ろしい病気」という印象を持たれる方が多いと思います。その印象はある程度当たっています。
今現在、C型肝炎ウイルスに感染している症例について言えば、そのなかの60～80％の症例が慢性肝炎に進行すると言われています。慢性肝炎は約20年の経過で約30～40％の患者さんが肝硬変に進行し、さらに肝硬変の患者さんにおいて、年率約7％の頻度で肝癌が合併すると言われています。
「慢性肝炎」になった場合にも、ほとんどの人には自覚症状がなく、病院に行くことがないので、この段階で発見されることはまれです。肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、よっぽど悪化しないと自覚症状が出ないのです。これが肝臓の病気の恐ろしい点でもあります。

C型肝炎ウイルスに感染したら慢性肝炎に進行することが多いに+1 !

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